こういう主張はどうだろうか。
努力しても、もてない男女はもてません。
努力しても、貧乏人は金持になれません。
努力しても、人間は幸福になれません。青筋を立てるまでに激怒する御仁がいるのではあるまいか?
かれらは努力教の信者である。
ひっくり返したら、こうなります。
努力などしなくても、もてることはあります。
努力などしなくても、億万長者になる人はいます。
努力などしなくても、人間は幸福になれます。最後の「努力=幸福」論をさらに批判する。
努力はむしろ人間を不幸にするのではないだろうか。
人間は成功を目指して努力をする。
だが、果たして成功は本当に幸福だろうか。
もしや成功を目指していた失敗時代が、もっとも幸福ではあるまいか。
成功は、かえって人間を不幸にするのではないか。成功者は、手ひどい攻撃(嫉妬)を受ける。
少しでも活動をやめると、すぐさま失敗者あつかいされてしまう。
いってしまえば、
成功者はゴール=死までのマラソンに強制参加を迫られた不遇なランナー!
ボカァ努力はいかんと思っておる。
だが、努力しかしようがない。ついつ努力をしてしまう。困ったものである。